タッチパネル付き7インチカラー液晶表示
船舶用レーダー JMA-1030シリーズは、タッチパネル付き高精細7インチカラーワイド液晶表示を採用し、これまでの小型レーダーにない指先のタッチによる簡単操作を実現しました。設定メニューや主要な機能もシンプルなアイコンで表示しますので迷わずアクセスできます。
船舶用レーダー JMA-1030シリーズのアイコン表示は、当社の商船向けマルチファンクション航法装置で使用しているものをベースに、小型レーダーにマッチするデザインになっています。小型でも期待を裏切らない高い品質で作られており、モーターボート、ヨットなどのプレジャーボートや、漁船向けのレーダーとして最適です。
JRC独自のコア技術、システム・オン・チップ(SoC)を採用
船舶用レーダー JMA-1030シリーズには、JRCが独自に開発したシステム・オン・チップ(SoC)をメインコアに採用しています。このSoCは優れた処理能力と低消費電力を両立させるとともに高い信頼性を誇り、従来の小型レーダーのクラスを超えた機能・性能を実現しています。
AIS目標表示機能と簡易ARPA機能MARPA+を標準搭載した小型レーダー
レーダー画面上に最大50隻のシンボルが表示できるAIS*1目標表示機能と、最大10隻の目標を自動追尾できる簡易ARPA機能 MARPA+*2(マルパプラス)を標準搭載しています。また高精細な表示部が目標を見やすくはっきりと表示します。
落水警報(MOB=Man Overboard)
プレジャーボートや漁船のデッキは滑りやすく、想定外の船体の揺れにより船外に落水する場合があります。このような万が一の事故に備え、JMA-1030シリーズではレーダー画面上のMOB(Man Overboard)*3アイコンをワンタッチするだけで画面に専用のシンボルを表示し、迅速な救助作業が行えるよう緯度・経度情報を記録する落水警報機能を搭載しています。
JMA-1030シリーズ レーダー 開局・申請について
本レーダー(出力 5kW未満の特定無線設備)を搭載する場合、無線従事者の資格は不要ですが総務省への無線航行移動局免許申請手続きは必要です。
<個人で開局・申請する場合>
本レーダー装置は電波を発射、利用する無線局となります。無線局をご利用の前には電波法に従い、無線局の開設申請が必要となります。無免許で本レーダー装置を使用すると電波法の規定により罰せられます。無線局を開設するには、下記の2種類の指定様式に必要事項を記載し、
・無線局免許申請書及び再免許申請書
・無線局事項書及び工事設計書
総務省(各総合通信局又は総合通信事務所)の審査を受けて、総務大臣(各総合通信局又は総合通信事務所)の免許を受けることが必要です。
- AIS目標表示機能を使用するには、自船位置情報・船首方位情報・AIS情報の入力が必要です。
- MARPA+を使用するには船首方位情報の入力が必要です。
- MOB機能を使用するには自船位置情報の入力が必要です。
※ この商品はメーカーより直送させていただきます。